「赤い屋根」

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20F(72cm×60)
前作「ゴッホの描いた教会」と同時期に描かれたシャルトルの街角。
パッと見、全体的にゆがんでいる感じの作品です。
横から見るとそうでもありませんが手前の家の壁と奥へ続く塀がかなりキワドい。
素人目にはナシですがプロが見たらどうなんでしょう。
とはいえ、ある意味もっとも「 オジィらしい 」作品の一つです。
タイトルは「黄色い家」でも良さそうな気もする祖父のパリ生活最初の大作。
写真のコメントが泣かせまます。
〜編集後記 2006年8月〜
右上の写真は祖父が30年前に3ヶ月暮らしたHotel Restaurant LE CHENE FLEURI のガレージ。 残念ながら当時の面影はありませんでした。
ちなみに現在のマダムは当時まだ少女だったJeannetteさんなのですが、信じられないことにマダムは祖父の事を覚えてくれていて
ご近所の方と一緒に絵の現場を探すのを手伝ってくれました。(今思うとひょっとしたらこの写真はJeannetteさんが撮影してくれたのかもしれません)
結局この赤い屋根は見つかりはしませんでしたが、パリ在住の英語の話せる妹さんに電話をしてくれるなど、とっても優しくて、最高によいお方でした。 Vive
la Chartres!